ヨハネスの危機。
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おっはようごずぁいんま〜〜っす
かつては重過ぎて身動きが取れなかった約30kgのパックパックとサブバック。
最近ではそれも少しは慣れて来て
あれ?今日軽くない?
なんて、軽くさえ感じる『時がある』ようになった澤井龍二ですっ
はいっ、さてさて
フライトの日程の関係で、ヨハネスブルクはたった三日間しか滞在できませんでした。
一つの国を3日で観光するってちょっと無理があるぜ、、、
ま、日がないもんは仕方ないっ♪
ヨハネスブルクの観光で検索っと。
ヨハネスブルクの観光地、かんこうち、、
えーっと、、、
ない。
そう、ない。
ヨハネスブルクって、
これぞ!ヨハネスブルク!!よっ!あっぱれ!
的な観光地がない。
なんやったら、中心街の治安の悪い地域が観光スポットです。
行きたいところがないなら、行かない手もある✨
わざわざお金使って行きたくないところへ行く時間ももったいないぜっ
でも宿にいるのも退屈やし、出ようぞっっ
時間は返ってけーへんでっりゅーうじっ!!
協議の結果。
ヨハネスブルクにしかなく、南アフリカの歴史を知ることができる、
アパルトヘイトミュージアムへ行くことに。
11時頃出発っ
ちなみに帰りのお迎えのタクシー(アパルトヘイトミュージアムピックアップ16:30)
を宿で頼んでおきました✨
宿からタクシーで約100ランド(848円)
20分ほどで到着っ
入場料80ランド(678円)
中へ。
ものすごくキレイに、アーティスティックに展示物が飾られていたり
ミニシアター、モニター映像、写真もたくさんでとても見やすかったです。
もちろん、展示物や歴史の説明などたくさん、英語で書かれています。
それはね、すこぶる理解が出来ません(*´◒`*)
ちなみに中は写真禁止です。
ホント英語がわかったらもっともっと旅が楽しくなるのになって常々感じますっ
それでも、2〜3時間は滞在していたくらい、
引き込まれるところがありました。
みなさんは、アパルトヘイトって覚えてますか??
学校で習いましたよねっ
僕は、『アパルトヘイト』って言葉と『差別』ってことくらいしか思い出せませんでした。
せっかくなので、少し予習。
簡潔に、わかりやすく言うと
黒人への差別なんですが、
それが法律として、公に行われていました。
街にある多くの公共の施設、トイレ、電車、バス、階段、お店、住む地域、仕事、などなど
なんでも黒人用と白人用にわけられていました。
黒人と、白人の割合が85:15だったそうです。
(数字は調べる所によって若干違います。)
圧倒的に少ない白人だけが裕福に暮らし、黒人は窮屈で不便な生活を送らざるを得ませんでした。
それが法律で決められていたなんて。
それに反抗した人々は厳しく罰せられたり、逮捕されたりしました。
南アフリカ以外の国からも、批判の声はあったものの、
その時南アフリカでは金の採掘が盛んで、公に批判をすると、金を輸出してもらえなくなるという心配から
止めようとはしませんでした。
そんな無茶苦茶な差別が、1991年まで廃止されなかったんです。
1991年ってめちゃくちゃ最近っ!!
それもまたとても身近に感じられました。
次第に、他の国でも金が採掘されるようになって
外国からの批判も強くなりアパルトヘイトは廃止になります。
そして、
アパルトヘイト時代に法律を批判したことで、30年間刑務所で終身刑として過ごしたネルソン、マンデラ。
この人が1994年に新しく大統領になりました。
この人、刑務所にいた30年もの間
ずっと強く心を持ち続けて、信じ続けて、法律を変えることをあきらめなかった、と記録に残っていました。
ミュージアムに入館したときは『知らない人』でしたが、
出口に着く頃には、まじリスペクト感半端ないです。
こんな人になりたい!なんて恐れ多いですが、
環境に負けずに、強い気持ちを持ち続けられる人に、少しでも近づけたらと感じました✨
そして改めて、日本に、今の時代に生まれた事に感謝の気持ちを持ったり
ちょっとバイトして貯金すればこうやって世界中を旅することが出来る、なんて幸せな事なんだって実感です。
すごく良いですアパルトヘイトミュージアムでしたっ♪
ミュージアムを出ると、すぐそばにあるのが
ゴールドリーフシティ✨
ココはホテル、遊園地、カジノが広がる施設ですっ
まだちょっと時間あるなーっ
この時14時頃。
行っちゃいました💜
海外初の、
本気カジノっ(●´ω`●)
よく洋画で見るようなあのマジのカジノですっ♪
マジかっけーーーーー
天使:ココは安全に、見るだけにしとこか。
悪魔:え、ここまできて見るだけなん⁉️
天使:ココはお金を使うべきところではない。
悪魔:やっときって!来たんやから『せっかく💜』
天使:『せ、せっかく』な。せ、せっかくだから。。。。
カジノイェェェェェイ(*´◒`*)
100N$(848円)のみコインへチェンジ♪
スロットとか、ポーカーとか難しいのは無しにして
シンプルにルーレット挑戦。
台に番号がずらっと書いてあって
その番号の上にコインを置いていくシステム♪
んま、アレですわ、10分でなくなりましたが
本気のカジノを外人に混じって自分が体験してる感がすごくドキドキします(*´◒`*)
敗者のビール🍺久々のサーバーからのジョッキです✨
カジノの中や外や、散歩してると
そろそろピックアップタクシーの時間ですっ
ピックアップ場所のミュージアム前へ行かなければ!
16:20頃、遅れず到着っ
待つ。
待つ。
待つ。
16:30。
待つ。
待つ。
待つ。
17:00。
来ない。
あれ、来ないです。
yo!yo!
五時yan!
もーすぐ夜yan!!
ここヨハネスyan!!!
あー。これやばいな。
え、このままタクシーこやんかったら本気でやばいやつかも。
今までの国とはわけがちがうわけ。
あかん!タクシー探そ!!
探す。
探す。
探す。
タクシーないやんっ!!!
((((;゚Д゚)))))))
え、タクシーないの⁉️
た、タクシーしか方法ないやんっ!
タクシーないの⁉️
もう一度言う。
タクシーないの⁉️
全然走ってないやん!
17:30。
あーーーーぁ!!!
♪ついにやばいyanっ!
宿まで10キロあるyan!
頑張って歩いたとしてもそこは
ヨハネスブルクの凶悪街yan!!♪
チェケラー♪
歩けへんyan!!
日くれるyan!
あかんあかんyanっ
(ウン)、イヤyan!!♪
歌っている場合ではない!
落ちるな夕陽よ!!
もう一度昇るが良い!!!!
日さえ落ちなければ!
夜にさえならなければ!!
うぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!
太陽よ!!!
のぼれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
みんな、オラにちーーーかーーーーーらーーーーをーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
こんな事をしている場合ではない。
そう、すこぶるない。
やばいっ他の手段を探さなければ!!
ミュージアムのオフィスへ!
『ぼくをたすけてください!!』
海外simもなくてTELも出来ない僕に電話を貸してくれる。
宿へTEL!
そもそもなんでもお迎えのタクシーがこないのか!
プルルル、プルルル
yo!yo!
♪お迎えタクシー来てないyan!!
ここヨハネスyan!!
オレぼっちyan!!
それ殺す気yan!!』
相手が電話口で言ってる英語が全く理解できない。
電話を貸してくれたお兄さんに交代。
なんか、タクシー、
来ないらしいです。
どーーーーーーーゆことやねんっ
殺す気かっ!!!!
『お兄さん!ヘルプミー!ヘルプミー!!』
お兄さん、タクシー呼んでくれました。
『お、お兄さん、ありがとう。
しかしこれは、No denger taxi かい??』
どうやら、安全なタクシーだったみたいで、
ちょうど暗くなったくらいでお宿へ到着。
(光っているのは街灯です)
ふぅぅぅぅぅぅぅぅ。
生きてるわ。オレ、生きてるわ。
ご静聴、ありがとうございました。
ps.次の日、ヨハネスブルクの中心街(危ないところ)をツアーバスに乗ってドライブ✨
なんと日本語ガイド付き!
凶悪都市って先入観もあるけど、街自体にオーラがあります。
もちろん『ここがあの危険な地域です!!』なんてことガイドは言いません。
↑廃墟化した後、人が住み着きスラム化したタワー。
↓↓押すなよ?絶対に。